6 組み立てる

ガビオンの設置場所を整え、いよいよ組み立て作業です。
スクリュー状の針金はワイヤーメッシュにスルスルとからみつきます。
脱脂と錆止めの作業に比べれば、この組み立て作業は楽しく進みました。

ガビオンは頑丈な基礎を作る必要がないのもうれしいです。
組み立てたカゴを設置場所に並べ、隣どうしのカゴを針金で結びます。
最終的にはガビオンの上にフェンスを取り付けるつもりです。
横板の設置方法をいろいろと考えましたが、ガビオンの両端2か所に
1mの鉄パイプを打ち込み、その鉄パイプを支柱として木を横に取り付
けるという方法にしました。
完成予想図(笑)



詰める石について。
どんな石を詰め込んでも、それなりに出来上がるようです。
赤い石や青い石、丸い石や細長い石等を選んで作り上げるのも面白そうです。
ネットからはたくさんの作品を見ることができます。デザインに決まりはありませんので、
それを参考に自分の考えをアレンジして作り上げるのも楽しいと思います。

石はネットでも販売しています。ロックガーデン・割栗石で検索すると白砕石、青砕石、
大理石等たくさん出てきます。販売価格も極端に高くないようです。
私の場合は大谷石の処分方法からの発想ですので、この石を使います。

画像のように大谷石を羊かんのように割りました。試しに平のみで割ってみましたが、
能率が上がりませんので、仕方なく安物の振動ドリルとセリ矢を購入しました。
石の大きさは四種類の大きさに切り分けました。


角形の石のため「帯に短し、たすきに長し」と納まりが悪く、石を入れたり出したり大変でした。
なんとかがんばって一段目が出来上がりました。

黄色いパイプがフェンスの支柱に使う鉄パイプです。
黄色部分に延長金具を使い、支柱を伸ばします。
初めから長い鉄パイプも考えましたが、打ち込み作業
が大変そうなので1mのパイプにしました。